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セルティックの日本人3人を宿敵レンジャーズのレジェンドも警戒「本当に素晴らしい補強」

text by 編集部 photo by Getty Images

前田大然、旗手怜央、井手口陽介
【写真:Getty Images】



 セルティックに加入した新たな日本人選手3人は、宿敵レンジャーズにとっても大きな脅威となることが予想されている。元レンジャーズのブライアン・ラウドルップ氏がライバルクラブの補強について考えを語った。

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 昨夏から加入したFW古橋亨梧が活躍しているセルティックは、冬の移籍市場でさらに前田大然、旗手怜央、井手口陽介の3人を獲得。新戦力に対して最も期待されるのは、レンジャーズに昨季奪われたリーグタイトル奪回の力となることだ。

 現役時代にレンジャーズで活躍したラウドルップ氏も、セルティックがチーム力を上げてきていると評価している。「来週からリーグ戦が再開されれば、セルティックは本格的にタイトルに挑戦してくる」と英紙『デイリー・メール』に語った。

「1月の補強を見れば、セルティックは頂点に返り咲くため全力を尽くしていると言える。本当に素晴らしい補強を行っている」とラウドルップ氏。「彼らのことを知らない人たちもいると思うが、データを見るだけでも分かる。旗手は日本でベストイレブンに入っていたし、前田もリーグ得点ランキング1位タイだった」と続けている。

 一方で、3人がすぐに力を発揮できるとは限らないとも予想。「シーズン途中でチームに加わるのは難しいものだ。プレシーズンもなければ親善試合もなく、すぐに仕事をしなければならない。彼らが古橋亨梧ほどのスタートダッシュを切ることができると予想するのは厳しいだろう。彼はスコットランドに来て以来大当たりだったからね」

 現在リーグ2位のセルティックは首位レンジャーズを6ポイント差で追っている状況。2月2日には直接対決が予定されているが、ワールドカップアジア最終予選の影響により日本人選手らは出場できない可能性も不安視されている。

【了】

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