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コウチーニョが最高の新天地デビュー。体ごとゴールに飛び込む気合の一撃!

text by 編集部 photo by Getty Images

フィリッペ・コウチーニョ
【写真:Getty Images】



 プレミアリーグ第22節のアストン・ビラ対マンチェスター・ユナイテッド戦が現地時間15日に行われ、2-2のドローに終わった。アストン・ビラに加入したMFフィリッペ・コウチーニョは、デビュー直後にさっそく初ゴールを挙げてチームに勝ち点1をもたらしている。

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 バルセロナで苦しい時期を過ごしていたコウチーニョは、冬の移籍市場でアストン・ビラへレンタルされることが今月7日に決定。ユナイテッド戦で初めてベンチ入りすると、チームが2点目を奪われた直後の68分から交代で投入された。

 ここから試合の流れは変わり、77分には若手MFジェイコブ・ラムジーのゴールでアストン・ビラが1点を返す。さらにその4分後、MFエミ・ブエンディアからのパスでエリア左に抜け出したラムジーが絶妙なクロスでユナイテッド守備陣を切り裂き、逆サイドから走り込んだコウチーニョがフリーで合わせて同点ゴールを叩き込んだ。GKとの接触を避けた動きで勢い余って体ごとゴールに飛び込んだのも、新天地デビュー戦に込めた意気込みの現れかもしれない。

「プレミアリーグのこういう試合が懐かしかったよ。いいスタートを切ることができたね。色々あったけど、それはもう過去のことだ。僕はここでクラブと監督の目標に集中している。いい仕事をしてチームメートとクラブを助けたい」とコウチーニョは試合後に英『スカイ・スポーツ』にコメントしている。

 バルセロナへの移籍前には、リバプールでリーグ屈指のスター選手として輝きを放っていたコウチーニョ。慣れ親しんだプレミアリーグの舞台での復活に向け、まずは最高のスタートとなった。

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