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デビュー戦MOMの旗手怜央に絶賛の嵐。移籍金2億円強に「冗談だろう?」の声も

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】



 セルティックに加入した前田大然、旗手怜央、井手口陽介の3人は、現地時間17日に行われたハイバーニアン戦で新天地デビューを飾った。3人の中でも、特に旗手のパフォーマンスは現地メディアやコメンテーター、ファンからの絶賛を集めている。

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 古橋亨梧は負傷のため欠場したが、前田と旗手はリーグ再開初戦で先発デビュー。井手口も旗手との交代で74分から出場した。前半4分には前田がいきなりの移籍後初ゴールを挙げ、その後PKでもう1点を加えたセルティックが2-0で勝利を収める結果となった。

 前田はゴールという結果を出したが、それ以上に高い評価を受けているのは旗手だ。攻守にわたる活躍で勝利に大きく貢献し、この試合のマン・オブ・ザ・マッチにも選出されている。

 現地紙『デイリー・レコード』は旗手のパフォーマンスについて、本人が『ハリー・ポッター』のファンだと自己紹介していたことにも絡めて「セルティックの魔法使いだった」と表現。「軽快なパスと敏捷な動きでセルティックファンを大いに楽しませた。星屑のような場面を生み出していた」と評している。

 元スコットランド代表のマイケル・スチュワート氏は、報道によれば140万ポンド(約2億2000万円)前後とされる旗手の移籍金に改めて驚きを示した。「トップクラスの選手だ。セルティックは信じられないほど才能ある選手を獲得した。旗手が140万ポンドって冗談だろう? あんな選手が140万なんて信じられない」と英『BBC』に語っている。

 セルティックでレジェンド級の実績を残した中村俊輔と比較する声も早くも上がり始めているという。だがこれに対しアンジェ・ポステコグルー監督は、「彼は旗手怜央だ。彼は彼自身の足跡を残していくだろう。2人は全く違うが、サッカー界のトップに到達することを見据えている選手だ」と試合後にコメントしている。

【了】

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