インテルを退団してフリーとなっていたデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンは、今季末までの契約でブレントフォードに加入することが決定した。プレミアリーグ公式SNSではエリクセンの復帰を歓迎し、トッテナム在籍時のスーパーゴールを振り返っている。

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　昨年夏のユーロ2020（欧州選手権）では心臓発作で一時心停止に陥り、プレー再開は難しいとも予想されていたエリクセン。だが復活への意欲を捨てることなく、2年ぶりのプレミアリーグ復帰を果たすことになった。

　エリクセンは2013年夏にアヤックスからトッテナムへ移籍し、6年半にわたって主力として活躍。公式戦通算305試合に出場して69ゴールを挙げ、プレミアリーグでの上位進出やチャンピオンズリーグ準優勝などチームの躍進に大きく貢献した。

　リーグ公式ツイッターアカウントが紹介しているのは、2017年4月26日に行われたクリスタル・パレス戦での鮮やかなミドルシュート。敵陣中央でボールを受けたエリクセンが素早く右足を振り抜くと、守備陣の間を抜けた強烈なボールは鋭く落ちてゴール左下隅へと突き刺さった。

　ブレントフォードの発表によれば、エリクセンは今季中にプレーを再開することが可能だと見込まれる状態のようだ。選手生命の危機から奇跡の復活を果たし、再び素晴らしいプレーを見せてくれることが期待される。