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リバプールMFチアゴが凄すぎた! 投入直後に劇的な改善。約30分で残した恐るべきスタッツとは?

text by 編集部 photo by Getty Images

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チアゴ・アルカンタラ
【写真:Getty Images】



途中出場にもかかわらず…

 プレミアリーグ第26節、リバプール対ノリッジが現地時間19日に行われ、3-1でリバプールが勝利した。流れを変えたのは、62分から出場したチアゴ・アルカンタラだった。



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 多くのチャンスを作りながら前半を無得点で終えたリバプールは、後半早々に失点を喫してしまった。すると、62分にディボック・オリギとともにチアゴがピッチに立つ。4-4-2に布陣を変えたリバプールの中盤の底でジョーダン・ヘンダーソンと並び、相手の守備ブロックの手前でパスを四方八方に散らした。

 リバプールはチアゴ投入の2分後、サディオ・マネのアクロバティックなゴールが決まり同点に追いつく。その3分後にはモハメド・サラーが逆転弾を流し込み、81分にはルイス・ディアスに移籍後初ゴールが生まれた。チアゴを投入し、システムを変更したことで、リバプールの攻撃は明らかに改善された。

 ゴールやアシストといった結果にはならなかったが、チアゴの貢献はデータにも表れている。データサイト『WhoScored.com』によると、パス本数は48本に達し、93.8%の成功率を記録した。

 出場時間は約30分だったにもかかわらず、パス本数はチーム7番目の数字で、62分までプレーしたアレックス・オックスレイド=チェンバレンの27本を大きく上回った。成功率で見ても77.2%に留まったナビ・ケイタを大きく上回る。チアゴが入ったことで、マネやサラーといった攻撃陣は水を得た魚のようにプレーすることができた。

 同日に首位マンチェスター・シティがトッテナムに敗れ、1試合消化が少ない2位リバプールとの差は6ポイントに縮まった。逆転優勝へ大きな勝利となったことは言うまでもない。

【了】

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