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アンドリー・シェフチェンコがメッセージ

　ウクライナのレジェンドである元同国代表FWのアンドリー・シェフチェンコ氏は、ミラノダービーの行われたスタジアムで戦争終結を訴えた。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えている。

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　ロシア軍のウクライナ侵攻により開始された戦争は、サッカー界にも大きな衝撃と影響を引き起こした。ウクライナ国内では2人のサッカー選手が戦火の犠牲となったことも明らかにされている。

　現役時代にミランやウクライナ代表でゴールを量産し、昨年までウクライナ代表監督を務めたシェフチェンコ氏は、世界に向けて平和を呼びかけた。現地時間1日にミラノのサン・シーロで行われたコッパ・イタリア（イタリア杯）準決勝1stレグ、ミラン対インテルのダービーマッチにおいて、スタジアム内の大型スクリーンでビデオメッセージが流されている。

「ウクライナ国民は平和を望んでいる。平和に国境はなく、我々を結びつけるものは我々を分断するものよりも強くなければならない。一緒にこの戦争を止めよ。皆さんに抱擁を」とシェフチェンコ氏はメッセージを発信している。

　試合前には両チームの選手たちも、「平和」と書かれたボールの裏に全員で並んで集合写真を撮影。観客席でも、ウクライナ国旗に「平和」の言葉を乗せたメッセージボードが配布され掲げられていた。

【了】