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レアル・マドリード史上最恐の潰し屋は誰だ? 歴代カード枚数ランキング1~5位。トップはやはり…

シリーズ:歴代カード枚数ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

3位:グティ(元スペイン代表)

グティ
【写真:Getty Images】


生年月日:1976年10月31日
在籍期間:1996年7月~2010年7月
通算成績:542試合77得点92アシスト
イエローカード:113枚
レッドカード:10枚

 9歳でレアル・マドリードのカンテラ(下部組織)に入団し、19歳でトップチームデビューを飾ったグティは、クラブ史に残るMFの一人だ。正式にトップチームへ昇格した1996年からベシクタシュに去る2010年までの14年間に渡り白いユニフォームを着続け、公式戦通算542試合77得点92アシストを記録。実に14個ものタイトルをその手中に収めてきた。

 ビセンテ・デル・ボスケ監督にその才能を見出されたグティは、トレードマークである金髪ヘアーを靡かせながら繰り出すドリブルなど、とにかく芸術的なプレーでファンを魅了した。とくにずば抜けていたのがパススキルで、誰もが驚くようなアイデアと精度で数々のチャンスを生み出してきている。そのスキルの高さから、「天才」とまで評された。

 一方で、感情の起伏が激しいタイプでもあり、ピッチ内では余計なカードを貰うこともしばしば。1999/00シーズンのリーガ・エスパニョーラ第12節レアル・ソシエダ戦では、倒れた相手に蹴りを見舞って退場処分をくらうという愚行を犯していた。マドリー在籍14年間で受けたカードはイエロー113枚、レッド10枚の計123枚であり、MFとしてはクラブ史上最多の数となっている。

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