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資金難に苦しむバルセロナだが…

　バルセロナは、総額2億5000万ユーロ（約318億円）と試算される巨額投資でボルシア・ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドの獲得に動こうとしているという。スペイン紙『マルカ』など複数メディアが伝えている。

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　ドルトムント加入以来驚異的なペースでゴールを量産してきたが、今年夏には他クラブへの移籍が濃厚と予想されるハーランド。移籍先としてはバルセロナのほか、レアル・マドリードやマンチェスター・シティなどが特に有力な候補であると噂されている。

　経営的に問題を抱える状況のバルセロナとしては、金銭面ではマドリーやシティなどに対して不利な戦いとなることが見込まれるかもしれない。実際にバルセロナのクラブ内では、ハーランド争奪戦で最も優位に立っているのはシティだという見方があるとも報じられている。

　それでもバルセロナはハーランドの獲得を諦めてはおらず、ライバルクラブとの争いを最終的に制することも可能だと信じているとのこと。資金面に関しても、新たなパートナーとの契約に向けた交渉が進められており、状況が変わる可能性もあるとみられている。

　ハーランドは契約解除金を定めた条項が今年夏に有効となり、7500万ユーロ（約95億円）を支払えばドルトムントからの引き抜きが可能になると言われている。だが加入後数年間の年俸や代理人手数料なども含め、獲得に要する総投資額は2億5000万ユーロに達するとも予想されているようだ。

【了】