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バイエルンで活躍するセルジュ・ニャブリだが…

　アーセナルは、バイエルン・ミュンヘンのドイツ代表MFセルジュ・ニャブリの再獲得に挑戦する可能性もあるのかもしれない。英『フットボール・ロンドン』が見通しを伝えている。

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　ニャブリは16歳だった2011年夏にアーセナルに加入し、翌年17歳で公式戦デビュー。だがトップチームで十分な出場機会を得ることはできず、2016年にはブレーメンへと完全移籍することになった。

　その後ニャブリは母国で大きく飛躍し、ホッフェンハイムを経て名門バイエルンに加入。ここまで4年間で160試合に出場し、主力として多くのタイトル獲得に貢献してきた。ドイツ代表でも順調にキャリアを歩んでいる。

　だがバイエルンとの現在の契約は2023年までとなっており、今季を終えれば残り1年。契約延長の可能性は「五分五分」であるとも報じられ、バイエルンとしてはニャブリを売却して移籍金を得ることも一つの選択肢だと見込まれている。

　ニャブリはアーセナルのユニフォームを来た姿を最近SNSで投稿するなど、古巣への愛着を示し続けている。公式戦18試合の出場に終わったアーセナルで「やり残したことがある」というのが本人の思いだとも伝えられている。

『transfermarkt』によれば、ニャブリの現在の市場価値評価額は6300万ポンド（約96億円）。アーセナルは、来季チャンピオンズリーグの出場権獲得に成功した場合には同選手の再獲得に動く可能性があるとも予想されている。

【了】