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チェルシー、クラブ存続に希望。英国政府は買収実現のために条件変更の可能性示唆

text by 編集部 photo by Getty Images

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チェルシー
【写真:Getty Images】



クリス・フィルプ大臣が語る

 チェルシーのクラブ売却が進むかもしれない。イギリスのクリス・フィルプ技術・デジタル経済相が『スカイニュース』で話したことを複数メディアが伝えている。



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 チェルシーのオーナーであるロマン・アブラモビッチ氏は10日、イギリス政府から制裁を受けた。ロシアのプーチン大統領に関係がある人物と認定され、資産凍結などを受けている。これにより、チェルシーの売却も保留となっていた。

 売上がなくなったチェルシー。選手の移籍なども禁止されており、このままでは破産に向かう一方だが、イギリス政府は交渉の余地ありという姿勢だ。

 クリス・フィルプ大臣は「現在のライセンスにそのようなことは書かれていないため、売却は許可されない。だが、買い手が現れた場合は、その買い手、もしくはクラブが政府に働きかけることで、取引を進めるために条件を変えるよう求めることはできる」とコメント。さらに同大臣は英『ITV』で、「政府の線引きとしては、金銭的な利益がアブラモビッチの手に渡らないこと」と話した。

 クラブを存続させるためにも、チェルシーは早くクラブ買収を成立させたいところだ。

【了】

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