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アーセナルは今がアルテタ体制で最高。5連勝で4位キープ、レスターの反撃を封じた2つの「守り方」とは?【分析コラム】

シリーズ:分析コラム text by 安洋一郎 photo by Getty Images

実力が試される次節リバプール戦



 今節の勝利で連勝を5に伸ばしたアーセナルが次節対戦するのは、プレミアリーグで8連勝中のリバプールだ。

 アルテタ監督は報道陣にリバプールの印象を聞かれ、「今のところは別のレベルだ」と答えつつも「勝利するための準備をする」とそのモチベーションは高い。

 前提としてアーセナルはリバプールを非常に苦手としている。プレミアリーグにおいて直近10試合でアーセナルが勝利したのはわずか1回。その1つも2019/20シーズンの最終盤で、既に優勝が確定しているリバプールが2つの失点に直結するミスを犯したことでアーセナルが2-1で勝利した試合だ。

 だが、現在のアーセナルはリバプールと対戦した直近10試合のどの時期よりもチームとしての完成度が高い。ブカヨ・サカ、マルティン・ウーデゴール、マルティネッリ、アレクサンドル・ラカゼットの前線4人の連係は際立っており、直近の5連勝によりチーム全体の自信も高まっている。

 アルテタ体制で一番良い時期に迎えるリバプールとの一戦は、現地時間16日に開催される。今の自分たちの実力を試すには絶好の機会であり、仮に勝利を収めることができたら、2016/17シーズン以来のCL出場権獲得が一気に近づくだろう。(文:安洋一郎)

【了】

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