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旗手怜央、ゴール後の喜び方はレジェンドへのオマージュ?「そっくりだった」とモラフチク氏

text by 編集部 photo by Getty Images

セルティック(古橋亨梧・旗手怜央・前田大然・井手口陽介)最新ニュース

旗手怜央
【写真:Getty Images】



日本でのプレー経験もあるセルティックレジェンド

 セルティックの旗手怜央が大一番でゴールを決めたあとの喜び方は、クラブのレジェンドを意識したものだったのだろうか。元セルティックのリュボミール・モラフチク氏が、自身の現役時代の思い出と比較している。



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 旗手は前田大然、井手口陽介とともに冬の移籍市場でセルティックに加入すると、デビュー直後から衝撃的な活躍。特に宿敵レンジャーズとの初対戦となったダービーマッチでは、2ゴール1アシストとチームの全得点に絡んで3-0の快勝の立役者となった。

 先制ゴールを決めた際には駆け回ったあとチームメートと抱き合って派手に喜んだ旗手だが、2点目の直後にはその場で両腕を広げ、比較的静かな喜び方を見せた。モラフチク氏は、1998年のセルティック加入直後に自身が見せた姿と重なって見えたと語っている。

「旗手がやったことを見た時には嫉妬したよ。私とそっくりだったからね! 喜び方が同じだった。もしかしたら彼は私のビデオを見ていたのかな。もう20年以上も前のことだが、もう一度起きたのは素晴らしいことだ」と、英紙『スコティッシュ・サン』がモラフチク氏のコメントを伝えている。

 スロバキア代表MFだったモラフチク氏はフランスやドイツでプレーしたあとセルティックへ移籍。レンジャーズとのダービーマッチでデビューを飾ると、いきなり2得点を挙げる活躍でセルティックを勝利に導いた。「フランスからスコットランドに来るのも簡単ではなかったけど、日本はさらに遠いからね。彼のために嬉しく思うよ」とモラフチク氏は旗手を祝福している。

 モラフチク氏はセルティックで4シーズンにわたって活躍し、2度のリーグ優勝などに大きく貢献。2002年に退団したあと、セルティック加入時の監督でもあったジョゼフ・ベングロシュ氏の招きを受け日本のジェフユナイテッド市原でも短期間プレーした。

【了】

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