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長年の功労者に不当な扱い? マンU、ホーム最終戦でのリンガード不出場が物議

text by 編集部 photo by Getty Images

マンチェスター・ユナイテッド最新ニュース

ジェシー・リンガード
【写真:Getty Images】



今季限りで退団確実なリンガード

 長年の功労者に対して、ふさわしくない扱いだったのだろうか。マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表MFジェシー・リンガードに対するクラブの対応が物議を醸している。



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 ユナイテッドでは出場機会が減少しており、契約の満了する今季限りで退団することが事実上確実となっていたリンガード。現地時間2日に行われた今季ホーム最終戦のブレントフォード戦は、退団前の最後のホームゲームとなるはずだった。

 だがリンガードはこの試合にベンチ入りしながらも、オールド・トラフォードのピッチに送り出されることはないまま試合を終了。ユナイテッドは3点をリードして勝利を確実とした時点で交代枠を2つ残していたが、リンガードが投入されることはなかった。

 この扱いに対し、特に怒りをあらわにしたのはリンガードの兄弟であるルイエ・スコット。SNSでユナイテッドに向けて強く反感を表し、「20年間の血と汗と涙」「9歳の頃からそこにいて、お別れすらなかった」と批判のメッセージを発信している。

 リンガードは、過去に本人がインタビューで語った言葉によれば実際には7歳だった2000年からユナイテッド下部組織に所属。若手時代にレンタルで経験を積んだあと2015/16シーズンから本格的にユナイテッドでプレーを開始し、通算232試合に出場して4つのタイトル獲得などに貢献してきた。

 今季の残り2試合のアウェイゲームを終えれば、22年間所属したクラブを離れることになりそうだ。リンガードに対しては、イタリアからユベントスやミランが獲得に向けた動きを見せているとも報じられている。

【了】

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