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代表 2年前

クロアチア代表、背番号10の系譜。絶頂期の司令塔! しかし…自陣でボールを…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

ドイツワールドカップ(2006)

ニコ・コヴァチ
【写真:Getty Images】


背番号10:ニコ・コバチ(ヘルタ・ベルリン)
生年月日:1971年10月5日(当時34歳)
個人成績:3試合出場/1得点0アシスト

監督:ズラトコ・クラニチャル
戦績:グループリーグ敗退

 ニコ・コバチはEURO2004終了後にクロアチア代表のキャプテンに就任し、2大会連続で背番号10を着けてワールドカップに挑んだ。

 しかし、グループリーグ初戦のブラジル代表戦で負傷し前半40分で交代を余儀なくされた。それでも不屈の闘志で痛みを克服し、第2戦の日本代表戦と第3戦のオーストラリア代表戦に先発フル出場。最終的にはグループリーグ敗退に終わったものの、オーストラリア代表戦ではゴールも決めるなど、キャプテンとしての矜持を示した。

 その後、36歳で迎えたEURO2008でも主力を担い、大会後の2009年1月に後進へ道を譲るため代表引退を表明。そして2008/09シーズン終了とともに現役からも引退して指導者に転身した。

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