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久保建英 2年前

久保建英は最悪だった。マジョルカ惨敗の悪夢、このままでは“ただ上手いだけの選手”に…【分析コラム】

シリーズ:分析コラム text by 小澤祐作 photo by Getty Images

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ラ・リーガ第35節、マジョルカ対グラナダが現地時間7日に行われ、2-6でアウェイチームが勝利している。日本代表MF久保建英は2試合ぶりのスタメン出場を果たし、85分までプレー。しかし、パフォーマンスは低レベルだった。(文:小澤祐作)


残留に向けた重要な一戦で惨敗

久保建英
【写真:Getty Images】

 2部降格の足音が近づいている。マジョルカは、非常に重要な一戦で最低最悪のパフォーマンスを披露してしまった――。

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 立ち上がりから球際の激しさが目立つなど、マジョルカ、そしてグラナダ共に気合いは十分だったと言える。主審も無暗にファウルを取ることがなかったため、個々のバトルは実に見応えがあった。

 その中でマジョルカは先にスコアを動かされてしまった。試合開始からわずか6分、コーナーキックの流れからゴール前で混戦となり、最後はルイス・スアレスにゴールネットを揺らされている。

 ただ、マジョルカは28分にサルヴァ・セビージャがスーパーミドルを突き刺して同点に追いつく。その後の流れは同クラブに傾いており、前半終了間際にはフリーキックからパブロ・マフェオが幻のゴールを奪うなど、グラナダのゴールを脅かしていた。

 しかし、前半を良い感触で終えたマジョルカだったが、後半は悪夢だった。開始早々の46分に勝ち越し弾を奪われると、55分に3失点目。58分には1点を返したが、その後さらに3点を与えるなど守備が完全に崩壊。5失点目を喫した直後には、サポーターがエスタディ・デ・ソン・モイシュからゾロゾロと出ていく様子が映し出されていた。

 結局、マジョルカはいわゆる「6ポイントゲーム」で2-6と屈辱的な大敗。今季リーグ戦残り3試合となった段階で、降格圏である18位に転落することになった。ホームチームを率いるハビエル・アギーレ監督は試合後に「こんな時は…ファンには申し訳ないとしか言いようがない」とコメントを残している。

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