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最悪の無駄遣い…。チェルシー、“給料が高すぎる”5人。ガッカリなクラブ最高給取り、決定力不足の快速FWも

シリーズ:給料が高すぎる5人 text by 編集部 photo by Getty Images

GK:ケパ・アリサバラガ(スペイン代表)

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【写真:Getty Images】


生年月日:1994年10月3日
年棒:754万ユーロ(約9億円)
週給:14.5万ユーロ(約1700万円)
21/22リーグ戦成績:4試合2失点

 ケパ・アリサバラガは2016/17シーズンにアスレティック・ビルバオの正GKに定着し、23試合の出場で22失点と好パフォーマンスを披露したことで注目を集め、17年3月にはスペイン代表に初招集された。また、シーズン終了後には“同世代で最強”と謳われたスペインU-21代表の一員としてU-21欧州選手権での準優勝に貢献している。

 こうした活躍を受け、多くのビッグクラブが獲得に関心を寄せる中、18年夏にマウリツィオ・サッリを新監督に招聘したチェルシーがGK史上最高額となる8000万ユーロ(約96億円)の移籍金で獲得。後方からのビルドアップを軸とするサッリの戦術にフィットし、UEFAヨーロッパリーグ(EL)優勝に大きく貢献。自身もELのベストイレブンに選出されるなど充実したシーズンを送った。

 しかし、シーズン終了後にサッリはイタリアへの復帰を希望し監督を退任。また、チェルシーは補強禁止処分を受けたことで新監督の人選に苦労し、クラブOBでダービーを率いていたフランク・ランパードを新指揮官に招聘した。しかし、ランパード体制では開幕からパフォーマンスが全く上がらず、プレミアリーグでのセーブ率は10試合以上に出場したGKで最下位の54.3%を記録。20年夏にチェルシーがエドゥアール・メンディを補強したことで2番手に降格した。控えGKとなってからはまずまずのパフォーマンスを披露しているが、バックアップの選手に年俸754万ユーロ(約9億円)はあまりにも高額だ 。

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