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アーセナルのSB補強に新たな候補浮上。ヘタフェのウルグアイ代表オリベラとは何者?

text by 編集部 photo by Getty Images

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マティアス・オリベラ
【写真:Getty Images】



ナポリが獲得に迫るも破談

 アーセナルの来季補強に向けたサイドバックのターゲットとして、新たな候補が浮上してきた。ヘタフェのウルグアイ代表DFマティアス・オリベラに関心を示しているとも報じられている。



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 レギュラーのキーラン・ティアニーと冨安健洋がどちらも負傷離脱に悩まされるシーズンを過ごしたアーセナルは、左右のSBの層を厚くすることも来季に向けた課題のひとつ。左SBとしては、ボローニャのスコットランド代表DFアーロン・ヒッキーなどへの関心も報じられている。

 ヘタフェでレギュラー左SBとして活躍するオリベラも新たなターゲットとなるのかもしれない。イタリア『トゥットメルカートウェブ』は、アーセナルが同選手に強い関心を示していると伝えている。

 現在24歳のオリベラは2017年に欧州に渡ってヘタフェに加入し、スペイン2部へのレンタルを経てレギュラーに定着。昨季後半戦は久保建英ともチームメートとしてプレーしていた。

 今季のヘタフェでも不動のレギュラーとしてリーグ戦32試合に出場し、1得点3アシストを記録するなど1部残留に貢献。今年1月にはワールドカップ南米予選でウルグアイ代表デビューも飾った。

 報道によれば、今年3月頃にはナポリがオリベラの獲得に向けて移籍金とボーナス合計1400~1500万ユーロ(約19億~20億5000万円)前後でヘタフェと基本合意に達していたという。だが他にも関心を示すクラブが出てきたことでヘタフェが態度を変えたとみられている。

 ヘタフェは契約解除金として設定された2000万ユーロ(約27億3000万円)の満額支払いを要求し、ナポリは交渉から手を引いたとのこと。他に少なくとも4つのクラブがオリベラの獲得を希望しており、特に強い関心を示しているのはアーセナルとベンフィカだとされている。

【了】

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