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世界最高額は誰だ?サッカー選手市場価値ランキング11位~15位。スペインの至宝が登場! ベルギーの怪物の順位は?【2022年最新版】

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

11位:ヨシュア・キミッヒ(バイエルン・ミュンヘン/ドイツ代表)

キミッヒ
【写真:Getty Images】


生年月日:1995年2月8日
市場価値:8500万ユーロ(約102億円)
21/22シーズン成績:28試合3得点12アシスト

 2015年7月にバイエルン・ミュンヘンにやってきたヨシュア・キミッヒは、ジョゼップ・グアルディオラ監督により右サイドバックへコンバート。クラブのレジェンド、フィリップ・ラームの後継者として起用された。2019年にバンジャマン・パヴァールが加入すると、主戦場のアンカーにポジションを戻し、ピッチ中央に君臨している。

 広い視野と鋭い戦術眼を持つキミッヒは、高いサッカーIQを誇る。パスは高精度。味方の動き出しを見逃さず、どこからでもピンポイントのパスを繰り出す。この男がペナルティーエリア手前でボールを持った際は、得点が大いに期待できる。また、90分間通して走り続ける豊富な運動量も兼ね備える同選手は、攻守で欠かすことのできない選手だ。

 21/22シーズンは新型コロナウイルス感染による欠場があったものの、リーグ戦28試合で12アシストをマーク。28試合全てにスタメン出場し、バイエルン・ミュンヘンのリーグ10連覇に大きく貢献した。

 キミッヒの市場価値は、自己最高額の9000万ユーロ(約108億円)から少し下落。現在は8500万ユーロ(約102億円)となっている。下がりはしたものの、プレーに波がなく、安定したパフォーマンスを披露し続けているこの男の市場価値は、すぐに自己最高額に戻るだろう。

【了】

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