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セリエA 2年前

ユベントス、最高の補強は? 21世紀ベスト移籍1~5位。無敵のイタリア王者に加わった精鋭たち

text by 編集部 photo by Getty Images

3位:レオナルド・ボヌッチ

レオナルド・ボヌッチ
【写真:Getty Images】


生年月日:1987年5月1日
移籍金:1050万ユーロ(約14億3000万円), 3500万ユーロ(約47億7000円)
在籍期間:2010年夏~2017年夏, 2018年夏〜現在
リーグ戦成績:341試合28得点6アシスト

 ユベントスの中でも特異なキャリアを過ごしているのが、レオナルド・ボヌッチだろう。インテルの下部組織で育ち、ミランへも行ったボヌッチは、2回ユベントスの門を叩いている。

 2010年にユベントスの一員になったボヌッチは、アントニオ・コンテ監督の指導を受けて進化。守備面での貢献はもちろんこと、正確なロングフィードも武器となって、ユベントスに欠かせない存在となった。

 そうした活躍をへて、ボヌッチは2017年にミランへ移籍。ミランの復権を任された形での移籍だったが、これが大失敗。4200万ユーロで放出したボヌッチは、1年後に3500万ユーロで戻ってきた。

「出戻り」となったボヌッチには、当初ファンからも厳しい声があった。ユベントスを見捨ててミランへ移籍したことへの不満が消えていない。その反発も承知の上で、ボヌッチはユベントスでやり直すことを決め、少しずつ信頼を取り戻した。ジャンルイジ・ブッフォンが去り、ジョルジョ・キエッリーニもパウロ・ディバラも退団するユベントス。強い時期を知っている選手が減ってきているだけに、酸いも甘いも経験したボヌッチのリーダーシップには期待したい。

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