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バルセロナとの契約満了迎えるデンベレ

　新オーナーによるクラブ買収手続きが完了したチェルシーは、早くも最初の補強を完了させることになるのかもしれない。バルセロナのフランス代表FWウスマン・デンベレの獲得に近づいているとも報じられている。

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　ロシアの大富豪であるロマン・アブラモビッチ前オーナーに対する経済制裁として補強禁止処分を受け、新たな選手の獲得も在籍選手の契約更新も不可能となっていたチェルシー。だが先週には米国の新オーナーによる買収が完了し、移籍市場に目を向けることが可能となった。

　その新体制での補強第一号は、バルセロナ退団が見込まれる25歳のウインガーとなる可能性が出てきたようだ。英『トークスポーツ』が伝えたところによれば、デンベレはチェルシーとの契約に向けてここ数日で交渉が進展しているという。

　デンベレは今月末で満了となる契約の延長をめぐってバルセロナと衝突。退団が確実視された1月には結局残留することになり、改めて契約延長交渉を行う可能性も報じられたが、やはりこのまま退団することになるとみられている。

　チェルシーを率いるトーマス・トゥヘル監督にとっては、デンベレはボルシア・ドルトムントで指導したこともある選手。パリ・サンジェルマンやリバプールなど他にも様々なクラブからの関心が噂されてきたが、次の移籍先はチェルシーとなるのだろうか。

【了】