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デンベレ残留を望むバルセロナが再オファー。問題の年俸金額は?チーム内での順位とは?

text by 編集部 photo by Getty Images

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ウスマン・デンベレ
【写真:Getty Images】



バルセロナが提示した年俸金額とは?

 スペインメディア『ビーサッカー』は27日、ウスマンヌ・デンベレの代理人を務める、ムサ・シッソコと、バルセロナFDのマテウ・アレマニーが再び契約延長に向けた交渉の場を設けたと伝えた。クラブとの契約満了まで残り3日と迫ったデンベレ側に対し、クラブ側が提示した年俸金額が明らかとなった。



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 これまで何度も両者は交渉の場を設けてきたものの、一向に進展を見せることはなかった。選手側はクラブ残留を望む姿勢を見せており、クラブ側もデンベレとの契約延長を望んでいた。しかし、両者間で問題となったのが年俸金額だった。

 深刻な経済難に苦しんでいたバルセロナは昨年、選手たちの年俸を減額しなければならない事態に。今年1月にはサミュエル・ウムティティ、5月にはセルジ・ロベルトと年俸額の引き下げを条件に契約延長を締結した。そして、今回のターゲットはウスマンヌ・デンベレとなった。

 現地時間27日に、クラブが選手側に提示した契約延長オファーは、年俸600万ユーロ(約7.2億円)+150万ユーロ(約1.8億円)のアドオンだった。これまでデンベレが貰っていた年俸約1200万ユーロ(約14.4億円)の半分の額だ。同メディアによると、クラブ側はこれ以上年俸金額を上げるつもりはなく、あとはデンベレ側の返答を待つだけとなった。

 『シリーシーズン』によると、同選手が貰っていた年俸1200万ユーロ(約14.4億円)というのは、フレンキー・デ・ヨング(約2100万ユーロ)、セルヒオ・ブスケツ(約1555万ユーロ)、メンフィス・デパイ(約1400万ユーロ)に次ぐ、チームで4番目に高い金額だった。しかし、もしデンベレが前述した条件に同意すれば、マーク・テア・シュテーゲン(約603万ユーロ)に次ぐ9番目の金額となる。

【了】

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