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スターリング、アケに加えてジンチェンコも？

　チェルシーは夏の移籍市場で、マンチェスター・シティから一気に戦力を引き抜く可能性もあるのかもしれない。3人の選手の獲得に関心を示しているとして英紙『デイリー・メール』などが伝えている。

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　前オーナーに対する経済活動禁止処分の影響により移籍市場で出遅れたチェルシーだが、クラブ売却の完了により問題は解決。新オーナーとトーマス・トゥヘル監督の間で協議を行いつつ補強に乗り出そうとしているようだ。

　その大きなターゲットの一人と報じられているのがシティのイングランド代表FWラヒーム・スターリング。5500万ポンド（約91億円）前後での大型補強に向けて交渉を進め、早ければ今週中の確定を見込んでいるとも報じられている。

　またチェルシーは、シティのオランダ代表DFナタン・アケについても移籍の打診を行ったとされている。退団したアントニオ・リュディガー、アンドレアス・クリステンセンの穴を埋める守備陣補強となることが見込まれる。

　さらに新たな報道によれば、シティのウクライナ代表MFオレクサンドル・ジンチェンコもチェルシーのターゲットとして浮上してきたとのこと。ジンチェンコには他にアーセナルやエバートン、ウェスト・ハムなどからの関心も噂されている。

　昨季プレミアリーグではシティがリバプールとの大接戦を制して優勝を飾ったが、チェルシーも前半戦までは首位争いに絡み、最終的に3位で終えた。シティにとってはライバルとなるチームのひとつであり、大幅な戦力アップに手を貸すことには難色を示すことも考えられる。

【了】