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マンUはなぜデ・ヨング獲得に必死なのか?クラブOBが語る「4つの理由」、クラブ間合意も

text by 編集部 photo by Getty Images

マンチェスター・ユナイテッド最新ニュース

Frenkie De Jong
【写真:Getty Images】



マンUがフレンキー・デ・ヨングを望む「4つの理由」とは?

 スペイン紙『ムンド・デポルティボ』は11日、マンチェスター・ユナイテッドのCEOを務めるリチャード・アーノルドとFD(フットボール・ディレクター)のジョン・マータフが、フレンキー・デ・ヨング獲得に向けて、バルセロナを訪れたことを伝えた。また、この直接交渉で、移籍金8500万ユーロ(約102億円)でクラブ間合意に至ったとされている。



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 マンチェスター・ユナイテッドは今夏最大のターゲット、フレンキー・デ・ヨング獲得に向けて、何週間にも渡り、同選手の所属するバルセロナと交渉が続いていた。バルセロナ側は7月上旬に資金調達に成功したものの、未だ経済難に苦しんでいる状態で、更なる資金調達のために市場価値の高いデ・ヨングの売却を望んでいた。

 そして、ユナイテッドのCEOを務めるアーノルドとFDのマータフは現地時間11日に、バルセロナと直接交渉するためにバルセロナの地を訪れた。同紙はこの話し合いの場で、移籍金8500万ユーロ(約102億円)クラブ間合意に至ったと報じた。ユナイテッドは100億円超えの移籍金を支払ってまで、なぜデ・ヨングの獲得にこだわっているのだろうか。

 ユナイテッドでのプレー経験を持つガリー・パリスターが、ユナイテッドがデ・ヨングを望む4つの理由を挙げた。1つ目の理由はその若さ。デ・ヨングは今年5月に25歳を迎えたばかりで、年齢的にはまだ若く、今後も長いスパンでの活躍が期待できる。2つ目は豊富な経験。25歳でありながらプロとして300試合以上に出場しており、所属クラブやオランダ代表ではこれまで何度も国際舞台でプレーした経験を持っている。

 3つ目はそのプレースタイル。バルセロナのようにプレー範囲が制限されるチームよりも、自由に動き回ることが許されるユナイテッドの方がデ・ヨングのプレースタイルに合っていると、ユナイテッドOBは考えている。そして、4つ目の理由は激しいプレッシャーに慣れていること。バルセロナやアヤックスで培った、相手プレスを抜き去ってしまうスキルは、フィジカルコンタクトの激しいイングランドの地でも十分発揮できる。

 デ・ヨング本人はバルセロナ残留を望んでいるようだが、どこのクラブでプレーしても、ワールドクラスのスキルを発揮できることは間違いないだろう。

【了】

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