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セスク・ファブレガスが母国復帰か

　モナコを退団してフリーとなっている元スペイン代表MFセスク・ファブレガスは、スペイン2部のラス・パルマスに加入する可能性も出てきたようだ。同クラブの会長が明らかにしている。

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　かつてはアーセナルやバルセロナ、チェルシー、スペイン代表で主力として活躍し、アシストを量産していたセスク。だが昨季は負傷の影響などでほとんどプレーすることができないまま、6月末に契約満了を迎えてモナコを退団した。

　セグンダ・ディビシオン（2部）のラス・パルマスにセスクの移籍が持ちかけられたという話は数日前に浮上。だがクラブのディレクターは接触があったことを認めながらも、金銭的理由から獲得することはないと主張していた。

　それだけで終わった話かと考えられたセスクのラス・パルマス入りだが、クラブは実際に獲得の可能性を検討してきたようだ。ミゲル・アンヘル・ラミレス会長はスペイン『オンダ・セロ』に対し、同選手の加入の見通しについて語っている。

「私は先週末にバルセロナでセスクと会ってきた。（獲得は）非常に現実的な選択肢ではあるが、非常に難しくもある。3週間前から話をしてきた」とラミレス会長。「現時点では彼がラス・パルマスに来る可能性は40％」と見通しを示した。

　昨季セグンダ・ディビシオンでは4位の好成績を残したラス・パルマスだが、プレーオフで敗れて1部昇格を逃した。35歳となった稀代のプレーメーカーは2部リーグで新たな挑戦を開始するのだろうか。

【了】