DF：マイケル・キーン（エバートン／イングランド代表）

生年月日：1993年1月11日
在籍期間：2004年～2015年1月
加入時移籍金：なし（下部組織）
退団時移籍金：250万ユーロ（約3億円）
マンチェスター・ユナイテッド通算成績：5試合0得点0アシスト

　マンチェスターの近郊、ストックポートに生まれたマイケル・キーンは双子の弟のウィル・キーンと共にマンチェスター・ユナイテッドのアカデミーに入団。2011/12シーズンにトップチームデビューを果たすも、主力に定着できないまま、15年冬にローン移籍先のバーンリーへと完全移籍した。

　2015/16シーズンにクラブはチャンピオンシップ（イングランド2部）への降格を余儀なくされたが、キーン含めベン・ミーやトム・ヒートンらディフェンスラインの主力選手が残留したことで1年でのプレミアリーグ復帰を成し遂げた。攻守に渡ってセットプレーにめっぽう強く、キーンはPFA（選手協会）年間最優秀若手選手賞にノミネートされた2016/17シーズンのハイレベルなパフォーマンスもあって、16年10月にはイングランド代表に初選出されている。

　17年夏にエバートンへとステップアップを果たすと、すぐに主力に定着。2019年に行われたイングランド代表ではほとんどの試合で先発出場するなど一時は代表でも絶対的なレギュラーに定着したかと思われていた。しかし、徐々に所属クラブでの低調なパフォーマンスが目に付くようになり、現在は代表から2年ほど遠ざかっている。