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【独占取材】天野純「マジで人生終わったかと思った」。トッテナム戦衝撃のFK弾は「狙い通り」。韓国で経験する「シビアな世界」とは【コラム】

text by 舩木渉 photo by Getty Images

「何のために韓国に来たのか」

天野純
【写真:Getty Images】



「オールスターに選ばれる機会はなかなかないことだと思いますし、Kリーグでプレーしている選手全員がこの試合に出たいと思っている中で、しっかり活躍が認められたというか、今までやってきたことが評価されて入れた。

そこは嬉しいですけど、正直後半戦が始まってからチームとしても個人としてもあまり良くないですし、なかなか勝てていないので、安心よりも、どちらかというと『もっとやらなければいけない』という思いが強いです」

「何のために韓国に来たのか。成長や圧倒的な存在にならないといけないという思いで来たので、まだ蔚山の中でその圧倒的な存在になりきれていない部分がある。まだまだだと思っていますし、足りないところだらけだなという感じがします」

 今季は13日時点でリーグ戦19試合に出場して6得点1アシスト。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)でもグループステージ5試合出場で2得点1アシストと際立った結果を残せている。マリノス時代に比べて流れの中からのゴールが劇的に増え、プレーそのものも馬力が増した印象だ。

 これだけ目に見える結果にこだわるのは「外国人枠に対しての見る目の厳しさは日本と違うなとすごく感じて」いるから。天野は「毎試合、常に結果を残していかないと明日がない。それくらいのシビアな世界」で研鑽を積んでいる。

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