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ディバラはトッティ氏以来の“10番”に? ユベントスに続きローマでも伝統を継承か

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】



ローマ加入決定間近のパウロ・ディバラ

 ローマへの加入が決定的になったとみられるアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラは、同クラブでフランチェスコ・トッティ氏以来となる「10番」を身につけることになるのかもしれない。背番号にも注目が集まっている。



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 ユベントスを昨季限りで退団してフリーとなっているディバラは、3年契約でローマに加入したことが合意に達したとイタリアメディアが報道。チームがキャンプ中のポルトガルでメディカルチェックを受け、まもなく正式契約を交わすことになると見込まれている。

 その背番号は、「10番」となる可能性が十分にあるとも報じられている。ローマではクラブの象徴的存在だったトッティ氏が2017年に引退して以来、過去5年間は欠番状態となっていた背番号だ。

 下部組織からローマ一筋のキャリアを過ごした“バンディエーラ”のトッティ氏は、1997年から20年間にわたって背番号10を着用し続けていた。そのトッティ氏もディバラを後継者として認め、加入が濃厚となった同選手に向けて「彼が望むなら喜んで(10番を)明け渡すよ」とコメントしている。

 一方で一部サポーターなどからは、キャプテンを務める生え抜きスター選手であるイタリア代表MFロレンツォ・ペッレグリーニを新10番に推す声も上がっているようだ。その場合ディバラは、ペッレグリーニから7番を譲り受けることになると見込まれている。

 ディバラはユベントスでも、ミシェル・プラティニ氏やアレッサンドロ・デル・ピエロ氏などが着用した背番号10を背負ってプレーしていた。イタリアの2つのビッグクラブで伝統のユニフォームを受け継ぐ選手となるのだろうか。

【了】

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