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アトレティコ・マドリード会長も「事実上不可能」ときっぱり

　ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、マンチェスター・ユナイテッドからの移籍を希望しているとされる。しかし、なかなか新天地が決まらない状況だ。バイエルン・ミュンヘンに続いて、アトレティコ・マドリードも獲得の意思がないことをはっきりとさせており、ファンはさらにクラブにプレッシャーをかけている。

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　アトレティコ・マドリードのエンリケ・セレソ会長はスペインメディアに対して、「誰が言い出したことかは知らないが、すでに何度も言っている。彼がアトレティコ・マドリードに来ることは事実上不可能だ」とコメント。「噂はあくまで噂であり、いつまで経っても噂のままだ。噂も言い続ければ事実のようにみられるが、実際はそうじゃない」と語り、C・ロナウドの獲得を完全に除外している。

　また、300以上のアトレティコ・マドリードのサポーターグループを抱えるファン連合は声明を出し、「我々のクラブの基本的な価値観に反するC・ロナウドの加入に断固反対を表明する。クリスティアーノは我々のいかなる愛情も勝ち得ることはない」と記した。

　バイエルンのオリバー・カーンCEOは今月初め、ドイツ『キッカー』に対して、「C・ロナウドは史上最も偉大な選手の一人だが、我々の哲学にフィットしないと考えている」と発言。早々に獲得の意思がないことを明確にしていた。

　英『スカイスポーツ』は、C・ロナウドが26日、エリック・テン・ハフ監督と自身の去就について話し合ったと伝えている。同メディアによると、ユナイテッドはC・ロナウドについての姿勢を変えず、他クラブからの話を聞く用意はあるものの、対外的には「売りに出されていない」というスタンスを貫く模様だという。

　37歳のC・ロナウド。どこが獲得に名乗りを挙げているのだろうか。

【了】