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開幕5連勝がストップしたアーセナル

　アーセナルは先週末の試合でマンチェスター・ユナイテッドに敗れ、プレミアリーグ開幕からの連勝がストップすることになった。元イングランド代表である解説者のガブリエル・アグボンラホール氏は、アーセナルは日本代表DF冨安健洋を先発起用するべきだったと主張している。

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　今季プレミアリーグ開幕から好調を維持し、無傷の5連勝で首位に立っていたアーセナル。だが4日に行われた第6節のユナイテッド戦では初出場のFWアントニーに先制点を許し、一旦は追いつきながらもFWマーカス・ラッシュフォードの2発で突き放されて1-3の敗戦に終わった。

「ユナイテッドがクレバーだったのは、守備の弱点だったベン・ホワイトを狙ったことだ。彼は右サイドバックではなく、スピードがない。そちらのサイドを狙ってうまくやることができた」とアグボンラホール氏は英『フットボール・インサイダー』に語っている。

「右SBではないホワイトが狙われてしまった。もっとスピードのある冨安がベンチにいたのに、なぜ彼を使わないんだ？　それが失敗だったと思う」と同氏は続けた。

　冨安は負傷のため今季リーグ開幕戦を欠場。センターバックを本職とするホワイトが代役を務めて好プレーを見せ、そのまま先発に定着する形となった。負傷から復帰した冨安だが先発復帰は果たせず、ここまでリーグ戦5試合連続で交代出場となっている。

　アーセナルは現地時間8日に行われるヨーロッパリーグ初戦でスイスのFCチューリッヒと対戦する。リーグ戦からある程度のメンバー入れ替えが見込まれることもあり、冨安が今季初先発に起用されることになるかもしれない。

【了】