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【写真：Getty Images】
監督交代は「冒す価値のあるリスク」？
チェルシーは8日、グレアム・ポッター新監督の就任を発表した。英『ミラー』は、チェルシーが新指揮官を非常に高く評価していると伝えた。
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夏に大型補強を行ったチェルシーは、チャンピオンズリーグ・グループステージ第1節のディナモ・ザグレブ戦と落としてトーマス・トゥヘル監督を解任。その後任として、ブライトンからポッター監督を引き抜いた形だ。
トゥヘル前監督の解任は、一般的にリスクのある決断とみられている。しかし、トッド・ベーリー会長らは、大きな成果を得るために、冒す価値のあるリスクだと考えているそうだ。
チェルシーは噂されていたとおり、マウリシオ・ポチェッティーノ氏にも声をかけていたが、本命はポッター監督だったとされている。新指揮官はスポーツ面以外にも心の知能（エモーショナル・インテリジェンス）の学位を取得しており、コミュニケーション能力は申し分なしという評価。それがビッグネームであっても、ドレッシングルームをコントロールできると考えているようだ。
また、ポッター監督はベーリー会長らのように、アメリカのスポーツ界で非常に重要視されている統計データを大事にする指導者とのこと。この点でも経営陣の信頼を得たとされている。
2011年にスウェーデンで指導者のキャリアを始めたポッター監督は、着実にキャリアでステップアップを続け、ついにチェルシーまで上り詰めた。ビッグクラブを率いるのは初めてだが、大きなサプライズを起こせるだろうか。
【了】
