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世界最高額の逸材は誰だ? サッカー選手10代市場価値ランキング11~15位

シリーズ:10代市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

14位:マティス・テル(バイエルン・ミュンヘン/U-19フランス代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:2005年4月27日
市場価値:2000万ユーロ(約24億円)
21/22リーグ戦成績:7試合0得点0アシスト(スタッド・レンヌ)

 14歳までCBとしてプレーしていたが、並外れたスピードとドリブルスキルが見出され、モジュールFC92在籍時にFWへとコンバート。FWとしての才能を開花させたテルは、同クラブで見せたパフォーマンスが高く評価され、2020年夏にスタッド・レンヌに引き抜かれた。

 加入からわずか1年でトップチームに昇格し、昨年8月には公式戦におけるクラブ史上最年少出場記録を更新。その活躍はレンヌだけに留まらず、昨夏初招集となったU-18フランス代表でもこれまでに6試合5得点1アシストと見事な成績を残している。昨季はその後も国内で自身の評価を伸ばし続け、今夏に絶対王者バイエルン・ミュンヘンに完全移籍を果たした。移籍金は2000万ユーロ(約24億円)とされており、わずか17歳の選手に費やす金額としては高額。バイエルンの期待の大きさがうかがえる。

 今年5月に記録した市場価値は200万ユーロ(約2.4億円)だったが、現在は自己最高額の2000万ユーロ(約24億円)とわずか5ヶ月間で価値を10倍に伸ばした。新天地バイエルンではこれまで公式戦5試合2得点と好調で、スター選手がひしめく同クラブで出場時間を更に伸ばしていくことができれば、10代の市場価値ランキングトップ10入りも十分考えられるだろう。

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