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カタールW杯戦力値ランキング【メキシコ代表】各ポジションがハイレベル! 不安なのは…

シリーズ:カタールW杯戦力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

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カタールワールドカップ開幕まで2か月を切り、先月下旬に各チームは本大会前最後の活動期間を終えている。各チームがどのような戦力を持ち、どのような調子なのかは気になるところ。出場32チームの戦力を数値化し、メキシコ代表の特徴を分析する。※情報は10月12日時点


メキシコ代表


【写真:Getty Images】


戦力値ランキング:17位
監督:ヘラルド・マルティーノ
予選成績:8勝4分2敗
FIFAランキング:13位
戦力値:73(攻撃15/守備19/選手層18/勝負強さ21)


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 今回こそワールドカップにおけるメキシコ代表の歴史に終止符を打つことのできるメンバーが揃ったのか。7大会連続ベスト16という結果は、安定した実力を示すと同時に、ラウンド16の壁の高さを物語っている。北中米カリブ海予選では2敗を喫したが、格下にはきっちりと勝ち星を重ねてワールドカップへの切符をつかんだ。

 37歳となったギレルモ・オチョアはいまだ健在で、今大会でもゴールマウスを守ることになりそうだ。エクトル・エレーラ、エドソン・アルバレス、カルロス・ロドリゲスの中盤トライアングルの総合力も高い。国内、MLS、欧州から集まる精鋭たちのレベルは、これまでと遜色ないレベルにあるだろう。

 課題は得点力になるだろう。大黒柱のラウル・ヒメネスはまだ本調子とは言えず、それに呼応するようにチームは得点力不足に悩まされている。イルビング・ロサーノは所属するナポリでも今季はまだゴールがなく、前線は未だ形が定まっていない状況だ。

 過去のワールドカップ同様、得点力不足が足かせとなるかもしれない。しかし、ヘラルド・マルティーノ監督は2010年にパラグアイ代表をベスト8に導いた経験があり、対戦相手に応じて戦い方を変える柔軟性もある。攻撃陣が結果を残せば、ベスト16の壁を越えるチャンスは十分にある。

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