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カタールW杯戦力値ランキング【アメリカ合衆国代表】日本に敗れたが希望はある!?

シリーズ:カタールW杯戦力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

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カタールワールドカップ開幕まで2か月を切り、先月下旬に各チームは本大会前最後の活動期間を終えている。各チームがどのような戦力を持ち、どのような調子なのかは気になるところ。出場32チームの戦力を数値化し、アメリカ合衆国代表の特徴を分析する。※情報は10月12日時点


アメリカ合衆国代表


【写真:Getty Images】


戦力値ランキング:19位
監督:グレッグ・バーホルター
予選成績:7勝4分3敗
FIFAランキング:16位
戦力値:70(攻撃18/守備17/選手層17/勝負強さ18)


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 惨敗だった前回大会予選を終え、アメリカ合衆国代表は世代交代を進めた。結果に結びつかない時期も続いたが、グレッグ・バーホルター監督の下でプレッシングスタイルが根付いた。北中米カリブ海王者を決める2019年のゴールドカップでは決勝でメキシコ代表に敗れたが、昨年の同大会ではリベンジを果たした。ワールドカップ予選は3位で本大会への切符を掴んだ。

 クリスティアン・プリシッチを筆頭に、若い世代の台頭が目覚ましい。セルジーニョ・デストや欧州出身選手も多く、ジョバンニ・レイナ、タイラー・アダムスのように若くしてUEFAチャンピオンズリーグを経験している選手も多い。昨年のゴールドカップ制覇を含めた米国の復権は、こうしたタレントの成長と抜擢が下支えしている。

 センターバックのウォーカー・ジマーマンとアーロン・ロングが守備のキーマンだ。ともに欧州でのプレー経験はないが、MLSではトップクラスの評価を得る。

 グループステージはイングランド代表が1強で、イラン代表、ウェールズ代表との三つ巴が予想される。9月の親善試合はアジア勢に1分1敗と苦しんだが、決勝トーナメント進出は十分可能なポテンシャルを持っている。カナダ、メキシコと共催で行われる4年後のワールドカップに向けて、新世代のチームUSAがカタールでサプライズを起こすかもしれない。


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