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落選の危機!?ブラジル代表、W杯メンバー当落線上の5人。アーセナルの新エースも瀬戸際?

シリーズ:当落線上の5人 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:ブルーノ・ギマランイス(ニューカッスル/イングランド)


【写真:Getty Images】


生年月日:1997年11月16日
ブラジル代表通算成績:8試合1得点4アシスト

 2020年1月に渡ったリヨンで頭角を現し、同年11月に行われたカタールW杯・南米予選のウルグアイ代表戦でフル代表デビューを飾ったブルーノ・ギマランイス。翌年の東京五輪ではリシャルリソンやアントニーらと共に母国を金メダル獲得へ導く活躍を見せるなど、ブラジル代表の将来を担う逸材の1人として大きな注目を浴びた。

 これまでブラジル代表では通算8試合に出場しているが、その内フル出場を果たしたのは今年3月のカタールW杯・南米予選最終節のわずか1試合のみ。それ以外全ての試合では45分以下の出場と、非常に限られた出場時間しか得ることができなかった。しかし、そんな状況の中でギマランイスは1得点4アシストを記録。中盤の守備的な位置を主戦場としながらも優れたゲームメイク能力を武器に得点への絡みもできることを証明した。

 少ない出場時間の中で存在感を発揮しているギマランイスだが、W杯への切符を手にできるかは微妙だ。同ポジションには不動のカゼミーロや南米予選を戦ったファビーニョ、フレッジなど南米屈指の守備的MFが勢揃いしており、序列的には4番手と言ったところ。今後のニューカッスルでの活躍や他選手のコンディション次第ではギリギリで滑り込む可能性も十分あるだろう。

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