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大苦戦…。欧州で消えかけている逸材5人。将来有望だったが…。伸び悩むタレントたち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

メイソン・グリーンウッド(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:2001年10月1日
22/23リーグ戦成績:0試合0得点0アシスト

 マンチェスター・ユナイテッド生え抜きの超新星、メイソン・グリーンウッドは、わずか17歳でトップチームデビューを果たした。19/20シーズンにUEFAヨーロッパリーグデビュー戦となったアスタナ戦で初ゴールをマークすると、リーグ戦ではほとんど途中出場ながら31試合で10得点をマーク。10代のイングランド人選手として、04/05シーズンのウェイン・ルーニー以来の快挙を達成した。

 翌シーズンは公式戦52試合で12得点をマークすると、21/22シーズンには10代選手でプレミアリーグ史上2人目となる開幕3試合連続ゴールを達成。スタメンの座を勝ち取り、さらなる活躍が期待されていた。しかし、ある事件がキッカケで状況が一変する。

 今年1月、グリーンウッドは恋人に対する強姦と暴行、殺人脅迫の容疑で逮捕された。これを受けてマンUは同選手を活動停止処分に。その後は6月まで保釈期間が延長されていたが、保釈条件に違反したことで今月15日に再逮捕された。才能に疑いの余地はなかった。だが、ピッチ外で大問題を起こしたことで、この逸材はまさに消えかけの存在となってしまっている。

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