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【セルビア代表 カタールW杯無料選手名鑑】基本フォーメーション&招集メンバー全選手紹介

シリーズ:カタールW杯選手名鑑 text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】


ドゥシャン・タディッチ
生年月日:1988年11月20日(33歳)
所属クラブ:アヤックス/オランダ
22/23リーグ戦成績:14試合出場/3得点
代表通算成績:90試合出場/18得点

 ゴールに絡む仕事を期待されるスパースターで、クロス、キーパスとアシスト能力に優れ、カットインからのシュートや直接FKの質も高い。自在にボールを操って豊富なイマジネーションとインスピレーションをピッチ上で実現。大会開幕日が34歳を迎える誕生日のベテランは、キャプテンを任されメンタル面でもチームを勝利へ導く。

アレクサンダル・ミトロビッチ
生年月日:1994年9月16日(28歳)
所属クラブ:フラム/イングランド
22/23リーグ戦成績:12試合出場/9得点
代表通算成績:76試合出場/50得点

 現役にして同代表の歴代最多得点記録を保持するゴールゲッター。昨季は2部ながら44試合出場43得点と驚異的な決定率を誇り、今季も復帰したプレミアリーグで12試合に出場し9得点を挙げる絶好調ぶりを見せている。しかし、直近の2試合を欠場しており足を負傷していることが発覚。ただ、ブラジル代表戦までには間に合うと主張している。

ドゥシャン・ヴラホビッチ
生年月日:2000年1月28日(22歳)
所属クラブ:ユベントス/イタリア
22/23リーグ戦成績:10試合出場/6得点
代表通算成績:16試合出場/8得点

 16歳24日という若さでトップリーグへの出場を記録した今大会のブレイク候補筆頭となるCF。長身かつ頑丈な体を有効利用した力強さと秀逸なボール技術を併せ持つため、「セルビアのイブラヒモビッチ」と称される。また、C・ロナウドにあやかり「DV9」の呼称もある。本大会でも得点を期待されるが、大会直前に鼠径部を痛めた影響が懸念点。

フィリップ・ジュリチッチ
生年月日:1992年1月30日(30歳)
所属クラブ:サンプドリア/イタリア
22/23リーグ戦成績:15試合出場/2得点
代表通算成績:36試合出場/4得点

 今季から4年ぶりにサンプドリアへ復帰して攻撃的なMFを担う。スピードに乗って的確なコースへボールを運んで相手を置き去りにしたり、鮮やかなテクニックを駆使して相手を翻したりするドリブル突破を好むプレースタイル。クラブでは左サイドを主戦場としているが、右サイドやトップ下で起用されてもゴールへの道筋を描く。

ルカ・ヨビッチ
生年月日:1997年12月23日(24歳)
所属クラブ:フィオレンティーナ/イタリア
22/23リーグ戦成績:14試合出場/3得点
代表通算成績:28試合出場/9得点

 貧しい家庭で育つもサッカーに対して熱心だった父に教わり、5歳からサッカーを始める。2年後に移ったチームでの初戦でハットトリックを達成し、その才能を買われクラブまでの旅費と得点ボーナスが支給されるようになった。3年前にブレイクしてレアル・マドリードへ移籍したが伸び悩んでおり、今大会を復調のきっかけにしたい。

ネマニャ・ラドニッチ
生年月日:1996年2月15日(26歳)
所属クラブ:トリノ/イタリア
22/23リーグ戦成績:14試合出場/2得点
代表通算成績:36試合出場/5得点

 母国のほかにフランス、ドイツ、ポルトガル、イタリアを渡り歩く。足裏を使ったキックフェイントから鋭利に切り返して相手を翻弄する。左サイドのアタッカーとして起用されることが多く、ドリブル突破からのクロスを展開し好機をつくる。中央へ突き進みシュートを狙うことも多々あるが、キック精度は高くなくその決定率は低い。

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