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【写真：Getty Images】
ビレル・イファ（背番号2）
生年月日：1990年3月9日（32歳）
所属クラブ：クウェートFC（クウェート）
代表通算成績：39試合出場／0得点
母国のクラブ・アフリカンで15年以上プレーする経験豊富なベテランCB。しっかりとアタッカーの動きを見て対応できる冷静さが売り。一方でボールを持った際の判断が遅い一面があり、ビルドアップの際には穴になることも。18歳で代表デビューを飾るなど若くして注目を集めたが、23歳から31歳までの約8年間は代表から遠ざかった。代表復帰以降は主力を務める。
ヤシヌ・メリアー（背番号4）
生年月日：1993年7月2日（29歳）
所属クラブ：エスペランス
代表通算成績：60試合出場／3得点
今季からチュニジアの強豪エスペランスに加入し、早速スタメンとして活躍している。積極的に前に出てボール奪取を狙う守備スタイルの持ち主だ。ボールを持った際も落ち着いており、正確なパスで貢献する。2017年のアフリカネイションズカップから長らくチュニジア代表の絶対的なスタメンとしてCBの座に君臨。2022年1月に膝の十字靭帯を断裂する大怪我を負ったが、10月末に戦列復帰を果たした。
モンタッサル・タルビ（背番号3）
生年月日：1998年5月26日（24歳）
所属クラブ：ロリアン（フランス）
22/23リーグ戦成績：15試合出場／0得点
代表通算成績：22試合出場／1得点
リーグ・アンのロリアンで全試合に先発出場している守備の要。190cmの恵まれた体格の持ち主で、高さと強さを生かしたアグレッシブな守備が持ち味だ。一方で足元の技術にはやや不安を残す。3月以降の代表戦では全9試合で先発フル出場しており、本大会でもスタメンとしての活躍が期待される。
ディラン・ブロン（背番号6）
生年月日：1995年6月19日（27歳）
所属クラブ：サレルニターナ（イタリア）
22/23リーグ戦成績：15試合出場／0得点
代表通算成績：36試合出場／2得点
ベルギーのヘントとフランスのメスで活躍してきたチュニジアを代表するCBは、今季からセリエAのサレルニターナに活躍の場を移している。前回大会のベルギー戦でのヘディングでの得点やヘントに所属していた2018/19シーズンに7ゴールを決めるなど、セットプレーでの存在感は抜群。直近の数試合は新型コロナウイルスで陽性反応を示したため欠場するなど出場機会を減らしているが、コンディションさえ万全であればスタメンは確定だろう。アマチュア時代は寿司のデリバリーサービスでアルバイトをしていた苦労人。
アリ・マールル（背番号12）
生年月日：1990年1月1日（32歳）
所属クラブ：アル・アハリ（エジプト）
22/23リーグ戦成績：2試合出場／１得点
代表通算成績：82試合出場／2得点
アフリカ屈指の強豪アル・アハリで主力として活躍し続けるベテランサイドバック。本職は左サイドバックだが、得点力の高さも武器で、2015/16シーズンにはチュニジアリーグで16ゴールを決めて得点王に輝いた。高い攻撃力に目が行きがちであるが、粘り強くしつこい守備でDFを自由にさせない動きも魅力の一つ。長く代表でレギュラーを務めてきたが、直近の5試合でわずか1試合の出場に留まるなど序列を落としている。
ワジディ・ケシリダ（背番号21）
生年月日：1995年11月5日（27歳）
所属クラブ：アトロミトス（ギリシャ）
22/23リーグ戦成績：10試合出場／1得点1アシスト
代表通算成績：18試合出場／0得点3アシスト
昨季前半はセリエAのサレルニターナでも活躍した右SB。しかし、怪我の影響などで出場機会を失い、今季からはギリシャのアトロスミスでプレーしている。足元の技術に優れ、味方とのワンツーでDFラインの突破を試みることが多い。チュニジア代表では21年11月を最後に招集がなかったが、今大会に向けてサプライズ復帰を果たした。
モハメド・ドレーガー（背番号20）
生年月日：1996年6月25日（26歳）
所属クラブ：ルツェルン（スイス）
22/23リーグ戦成績：14試合出場／3得点
代表通算成績：33試合出場／3得点
チュニジア代表不動の右SB。生まれも育ちもドイツだが、代表は母親の母国であるチュニジアを選択している。現在のポジションは右SBだが、フライブルクのユース時代は右WGやストライカーでのプレー経験もあり、高い攻撃力が持ち味。昨季は後半戦だけで3得点7アシストとDFとは思えないスタッツを記録した。
アリ・アブディ（背番号24）
生年月日：1993年12月20日（28歳）
所属クラブ：カーン（フランス）
22/23リーグ戦成績：10試合1得点
代表通算成績：10試合出場／2得点
パワフルなドリブルが持ち味の攻撃的レフトバック。フィニッシュの意識も高く、今季のリーグ・ドゥ（フランス2部）では、DFの中で2番目にシュートを放っている。それは代表でも発揮されており、6月のチリ代表戦、ワールドカップ前最終戦のイラン代表戦でゴールを決めている。こうした活躍からアリ・マールルと熾烈なポジション争いを制した。
