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【チュニジア代表 カタールW杯無料選手名鑑】基本フォーメーション&招集メンバー全選手紹介

シリーズ:カタールW杯選手名鑑 text by 編集部 photo by Getty Images

FW

【写真:Getty Images】


ワハビ・ハズリ(背番号10)
生年月日:1991年2月8日(31歳)
所属クラブ:モンペリエ(フランス)
22/23リーグ戦成績:11試合出場/2得点
代表通算成績:71試合出場/24得点

 チュニジア代表で最も実績があるFW。リーグ・アンで248試合に出場しており、プレミアリーグでのプレー経験もある。“コルシカの魔術師”と呼ばれる芸術的なボールタッチでDFを翻弄する。キック精度も高く、華麗なフィニッシュワークだけでなく、セットプレーのキッカーとしても優秀だ。ロシアワールドカップでは3試合で2得点2アシストを記録する大車輪の活躍を見せた。

イッサム・ジェバリ(背番号9)
生年月日:1991年12月25日(30歳)
所属クラブ:オーデンセBK(デンマーク)
22/23リーグ戦成績:13試合出場/4得点
代表通算成績:9試合出場/2得点

 スウェーデン、ノルウェー、デンマークと北欧でキャリアを積んできたベテランストライカー。左右両足を遜色なく使うことができ、スキルも非常に高いため、フィニッシャーとしてもチャンスメイカーとしてもプレーすることができる。時折、球離れの悪さが目に付くのは課題だ。代表ではジョーカー的な役割を任されており、今年は日本代表戦を含めて途中出場から2ゴールを決めている。

ユセフ・ムサクニ(背番号7)
生年月日:1990年10月28日(32歳)
所属クラブ:アル・アラビ(カタール)
22/23リーグ戦成績:6試合出場/4得点
代表通算成績:87試合出場/17得点

 なめらかなボールタッチと華麗なスキルで代表チームの攻撃を牽引する司令塔であり、キャプテンも務める。本職は左ウイングだが、左SBやCF、STも務めることができるユーティリティ性も持ち味。19歳にして代表初招集されるも、これまでワールドカップとは縁がなく、前回大会は前十字靭帯断裂の大怪我で出場を逃した。現代表で最多キャップ数を誇る頼れるリーダーだ。

タハ・ヤシン・ヘニシ(背番号11)
生年月日:1992年1月6日(30歳)
所属クラブ:クウェートSC(クウェート)
代表通算成績:48試合出場/9得点

 2016/17、2018/19シーズンにチュニジアリーグで得点王に輝いたストライカー。スピードを武器としており、ロングパスからの裏抜けで相手を置き去りして得点を奪う形が十八番だ。今年チュニジア代表で3試合に先発出場をするも、アピールをしきれず、今大会は途中出場での起用が濃厚だ。過去にドーピング検査に違反してしまい、200日ほど出場停止になった過去を持つ。

ナイム・スリティ(背番号23)
生年月日:1992年7月27日(30歳)
所属クラブ:イテファク(サウジアラビア)
22/23リーグ戦成績:5試合出場/1得点
代表通算成績:68試合出場/14得点

 リーグ・アンでの実績もあるドリブラー。独特のステップワークと細かいボールタッチで相手DFを翻弄し、左サイドからカットインするプレーを得意とする。2016年の代表デビュー以降、左ウイングの座を確固たるものにしているが、直近の4試合では1試合の出場に留まっている。

セイフディン・ジャジリ(背番号19)
生年月日:1993年2月12日(29歳)
所属クラブ:ザマレク(エジプト)
22/23リーグ戦成績:3試合出場/1得点
代表通算成績:29試合出場/10得点

 試合を通して相手最終ラインと駆け引きを行い、一瞬の隙を突いた裏抜けからゴールを量産するラインブレイカー型のFW。ボックス内でDFの逆を取る動きも絶妙だ。2021年の冬に開催されたFIFAアラブ杯では6試合で4ゴールを挙げ、得点王に輝いた。近年のチュジニア代表において最も安定してCFとして起用されている選手であるが、今年に限定するとわずか2ゴールと、その地位は盤石なものとは言えない。

アニス・ベン・スリマン(背番号25)
生年月日:2001年3月16日(21歳)
所属クラブ:ブレンビー(デンマーク)
22/23リーグ戦成績:17試合出場/3得点
代表通算成績:24試合出場/4得点

 デンマーク生まれでU-19まではデンマーク代表を選択していた新星。ユースキャリアで8クラブを渡り歩いた過去を持つ。ライン間でボールを受けて前を向く技術に優れており、2列目から強烈なシュートやスルーパスを繰り出す。19歳でチュニジア代表デビューを飾ってから瞬く間に主力に定着した。

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