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【ウェールズ代表 カタールW杯無料選手名鑑】基本フォーメーション&招集メンバー全選手紹介

シリーズ:カタールW杯選手名鑑 text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】


ベン・カバンゴ(背番号24)
生年月日:2000年5月30日(22歳)
所属クラブ:スウォンジー
22/23リーグ戦成績:18試合出場/1得点
代表通算成績:5試合出場/0得点

 アンゴラ出身の父とウェールズ出身の母の間に生まれ、弟はプロのラグビー選手。父がコーチを務めていたチームで本格的にサッカーを始める。ユース時代からスウォンジーに所属し、18年にレンタル先のチームでプロデビューを果たした。足元の技術には自信を持っており、好機となる縦パスの供給が巧みなCB。

ジョー・ロドン(背番号6)
生年月日:1997年10月22日(25歳)
所属クラブ:レンヌ/フランス
22/23リーグ戦成績:9試合出場/1得点
代表通算成績:30試合出場/0得点

 スウォンジーで生まれ育ち、子どもの頃は地元クラブのシーズンチケットを持っていた熱烈なファン。05年にあこがれのクラブに加入し、15年にプロ契約を締結した。20年にトッテナムへ移籍したが、今季は出場機会を求めレンヌへレンタル移籍している。空中戦に強く、最終ラインからボールを跳ね返し、攻撃時には堅実にボールをつなぐCB。

イーサン・アンパドゥ(背番号15)
生年月日:2000年9月14日(22歳)
所属クラブ:スペツィア/イタリア
22/23リーグ戦成績:10試合出場/0得点
代表通算成績:37試合出場/0得点

 イングランドのエクスターで生まれ育ち、15歳のときに地元クラブのトップチームでデビューする。17年にチェルシーへ移籍して17歳でカップ戦初出場を果たすが、その後はレンタル移籍が続いている。多重国籍だが、母の出身であるウェールズ代表を選択。ヘディング、インターセプト、タックル、ブロックと守備技術に優れたCB。

トム・ロックヤー(背番号17)
生年月日:1994年12月3日(27歳)
所属クラブ:ルートン・タウン/イングランド
22/23リーグ戦成績:16試合出場/0得点
代表通算成績:14試合出場/0得点

 11歳で地元のカーディフに入るが、16歳のときCBとしては小さいという理由で放出されてしまう。その後、ブリストル・ローバーズと契約して、13年にトップチームでのデビューを記録した。トップリーグでの出場経験はないCBだが、ボールを奪い取る技術は高い。また、空中戦にも強くセットプレー時には得点源としても期待される。

クリス・メファム(背番号5)
生年月日:1997年11月5日(25歳)
所属クラブ:ボーンマス/イングランド
22/23リーグ戦成績:14試合出場/0得点
代表通算成績:33試合出場/0得点

 10歳でチェルシーのアカデミーに入るが14歳で放出を経験し、ブレントフォードに加入。プロ契約後も順調に成長し、17/18シーズンからは主力として活躍する。19年1月にボーンマスに移籍してプレミアリーグに挑戦するも、翌年には降格を経験。今季から再びトップリーグの舞台で奮起している。最終ラインに壁としてそびえ立つCB

クリス・グンター(背番号2)
生年月日:1989年7月21日(33歳)
所属クラブ:ウィンブルドン/イングランド
22/23リーグ戦成績:17試合出場/0得点
代表通算成績:109試合出場/0得点

 同代表として109試合に出場し、歴代最多出場数記録を更新し続けている現役レジェンド。サッカーを始めた当初はFWとしてプレーしていたが、DFに転向してカーディフと契約する。プロデビュー後さまざまなクラブでプレーするが、トッテナムやレディングでプレミアリーグを経験している。主軸は右SBだが、左SBやCBにも対応する。

コナー・ロバーツ(背番号14)
生年月日:1995年9月23日(27歳)
所属クラブ:バーンリー/イングランド
22/23リーグ戦成績:19試合出場/1得点
代表通算成績:41試合出場/3得点

 04年にスウォンジーに加入し、14/15シーズンにトップチームの試合に出場してプロ契約を勝ち取る。その後、いくつかのレンタル移籍を経て17/18シーズンにプレミアリーグでの初出場を果たしている。昨季にバーンリーへ完全移籍するも、プレミアリーグからの降格を経験した。クロスを送り込む右SBだが、ロングスローも魅力のひとつ。

ネコ・ウィリアムズ(背番号3)
生年月日:2001年4月13日(21歳)
所属クラブ:ノッティンガム/イングランド
22/23リーグ戦成績:15試合出場/0得点
代表通算成績:23試合出場/2得点

 リバプールの下部組織で育ち、順調な成長を遂げるもトップチームでは定着できず、フラムへのレンタル移籍を経て今季はノッティンガムに完全移籍。ドリブルやクロスなど攻撃的な側面の評価が高いが、守備での貢献度も高いSB。主軸は右だが最近は左での起用も多い。12歳のときにジュニアサッカーワールドチャレンジ参戦で来日経験もある。

ベン・デイヴィス(背番号4)
生年月日:1993年4月24日(29歳)
所属クラブ:トッテナム/イングランド
22/23リーグ戦成績:12試合出場/2得点
代表通算成績:74試合出場/1得点

 育成組織時代から所属したスウォンジーでプロとしてのキャリアを歩み出し、左SBとして注目を集めて14年にトッテナムへ移籍する。アントニオ・コンテ監督就任以後は3バックの一角を務めるようになると、代表でも3バックのシステムが定着してCBを務めるようになった。その転向で守備力の高さに加えて、効果的な攻撃参加も評価されるようになった。

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