FIFAワールドカップカタール2022　最新ニュース

アルゼンチン代表を下したスーパーゴール

　FIFAワールドカップカタール・グループC第1節、アルゼンチン代表対サウジアラビア代表が現地時間22日に行われ、1-2でサウジアラビア代表が逆転勝利を収めた。歴史的勝利を手繰り寄せる逆転ゴールは、世界中が絶句したであろうスーパーゴールだった。

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　サウジアラビア代表はおよそ5分間でスコアをひっくり返した。52分、味方のシュートが相手に弾かれたところを、サレム・アル・ドサリが拾った。相手3人に囲まれながらもするすると相手をかわすと、思い切りよく右足を振り抜く。

　ペナルティーエリアのわずかに内、ゴール正面左寄りから放たれた一撃は、ゴール右隅へ。GKエミリアーノ・マルティネスが横っ飛びでこれを防ごうとするが、GKの腕に当たったボールはゴールネットに吸い込まれた。まだ大会3日目ではあるが、大会ベストゴールに推薦したいくらい素晴らしいゴールだった。

　アル・ドサリは4年前のロシアワールドカップにも出場しており、第3戦のエジプト代表戦の後半アディショナルタイムに決勝ゴールを決めている。頼れる背番号10が、再び大舞台で母国を勝利に導いた。