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アルゼンチン代表、フランス代表戦予想スタメン全選手紹介&フォーメーション【W杯決勝戦】

シリーズ:予想スタメン&フォーメーション text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】



DMF:レアンドロ・パレデス(背番号5)
生年月日:1994年6月29日(28歳)
所属クラブ:ユベントス(イタリア)
代表通算成績:50試合出場/4得点6アシスト
カタールW杯成績:4試合出場/0得点1アシスト

 ボランチの一角は、クロアチア代表戦同様にレアンドロ・パレデスが務めると予想する。同選手はカタールワールドカップ直前にハムストリングを負傷。無事にメンバー入りを果たしたがパフォーマンスがなかなか上がらず、サウジアラビア代表戦以降は先発から外れていた。

 だが、先日のクロアチア代表戦で先発に復帰すると安定したパフォーマンスを披露。中盤の底でチームのバランスを取り、攻守を繋ぐ橋渡し役としての務めを全うした。コンビを組んだエンソ・フェルナンデスと良好な関係を築けていたため、おそらく決勝戦でもスタメンに名を連ねるだろう。


【写真:Getty Images】

DMF:エンソ・フェルナンデス(背番号24)
生年月日:2001年1月17日(21歳)
所属クラブ:ベンフィカ(ポルトガル)
代表通算成績:9試合出場/1得点1アシスト
カタールW杯成績:6試合出場/1得点1アシスト

 今年9月にアルゼンチン代表に初選出され、カタールワールドカップ直前の親善試合で実力を証明してメンバー入りを果たした。本大会ではグループリーグ第1節、第2節と続けて途中出場だったが、メキシコ代表戦では見事な追加点をマーク。勝利に大きく貢献すると、第3節のポーランド代表戦から定位置を確保している。

 エンソは卓越したパススキルを誇るが、中でも正確無比なロングパスは絶品。準決勝のクロアチア代表戦では、相手ディフェンスラインの背後へ走ったフリアン・アルバレスへピンポイントのロングパスを配球し、PKをもたらしている。また攻撃だけでなく守備意識が高く、素早い攻守の切り替えで相手のカウンターを防ぐ。今やチームに欠かすことが出来ない選手の1人だ。


【写真:Getty Images】

RMF:ロドリゴ・デ・パウル(背番号7)
生年月日:1994年5月24日(28歳)
所属クラブ:アトレティコ・マドリード(スペイン)
代表通算成績:50試合出場/2得点7アシスト
カタールW杯成績:6試合出場/0得点0アシスト

 右サイドハーフはロドリゴ・デ・パウルを予想する。グループリーグ第3節のポーランド代表戦で負傷したアンヘル・ディ・マリアは、ラウンド16のオーストラリア代表戦でベンチ入りするも出番はなし。延長戦までもつれ込んだオランダ代表戦は112分からピッチに立ったが、準決勝のクロアチア代表戦では出番が回ってこなかった。

 クロアチア代表戦で右サイドに入った同選手は攻守に奮闘。得点に絡むことは出来なかったが、サイドでプレーするだけでなく中央に絞ってサポートするなど、74分にピッチを退くまでハードワークし続けた。ディ・マリアのような突破力はないが、ゲームメイク力や守備への貢献度はデ・パウルの方が高いだろう。


【写真:Getty Images】

LMF:アレクシス・マック・アリスター(背番号20)
生年月日:1998年12月24日(23歳)
所属クラブ:ブライトン(イングランド)
代表通算成績:13試合出場/1得点1アシスト
カタールW杯成績:5試合出場/1得点0アシスト

 左サイドハーフはアレクシス・マック・アリスターが務めるだろう。初戦のサウジアラビア代表戦は出番がなかったが、グループリーグ第2節のメキシコ代表戦から全ての試合に先発出場。第3節のポーランド代表戦では先制点を決め、決勝トーナメント進出に貢献した。

 マック・アリスターは個人技での突破力はないが、高いキープ力とパススキルを活かして攻撃の起点となる。また相手ディフェンス網の空いたスペースに入ってゴールを狙う鋭い戦術眼も魅力だ。準決勝のクロアチア代表戦はなかなかチャンスに関与できず不完全燃焼で終わってしまったが、決勝戦では実力を存分に発揮できるか。

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