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見落とし厳禁! カタールW杯名勝負5選。今からでも見るべき珠玉の好ゲームとは?

text by 編集部 photo by Getty Images

スペイン代表 1-1 ドイツ代表


【写真:Getty Images】


グループE第2節 11月27日28時キックオフ

 大波乱が続いたグループEにおいて、スペイン代表対ドイツ代表の一戦は、戦前の予想通りハイレベルな拮抗した展開となった。

 日本代表に敗れ、後がなくなったドイツ代表は、初戦の逆転負けを引きずるように、スペイン代表に押し込められた。ドイツ代表はFKからアントニオ・リュディガーがゴールネットを揺らすも、オフサイドにより得点は認められず。前半はスコアレスで終わった。

 後半に入ると、ドイツ代表が高い位置からプレスをかけることで、徐々に主導権を握れるようになっていく。しかし、先制したのはスペイン代表。ジョルディ・アルバが左サイドからグラウンダーのクロスを入れると、ニアに走りこんだアルバロ・モラタをニクラス・ズーレが捕まえられず、モラタはワンタッチでゴールネットを揺らした。

 負けられないドイツ代表は強引な突破からゴールを狙う。そして82分、途中出場のレロイ・サネのスルーパスにジャマル・ムシアラが反応して前を向く。トラップがずれたところをニクラス・フュルクルクが拾って右足で豪快にゴールネットに突き刺した。

 試合は1-1のドローとなり、両者が勝ち点1ずつを持ち帰った。結果的にドイツ代表はグループステージ敗退となるが、この一戦はグループステージ屈指の好ゲームとなった。

【得点者】

62分 アルバロ・モラタ(スペイン)
83分 ニクラス・フュルクルク(ドイツ)

【了】

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