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PSG史上最強! 伝説の英雄5人。イブラヒモビッチ、ロナウジーニョ…クラブに名を刻んだ男たち

シリーズ:伝説の英雄5人 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:ペドロ・パウレタ(元ポルトガル代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:1973年4月28日
在籍期間:2003年7月~2008年7月
通算成績 :211試合109得点16アシスト
主な獲得タイトル:クープ・ドゥ・フランス(2回)、 クープ・ドゥ・ラ・リーグ(1回)

 生まれも育ちもポルトガルながらキャリアを通じて1度も母国のプロクラブでプレーをしたことがないペドロ・パウレタは、2000年代中盤のパリ・サンジェルマン(PSG)を代表する選手である。退団したロナウジーニョがPSGに残した高額な移籍金で、03年夏にボルドーからパリへとやってきた。

 PSG加入以前に2年連続でリーグ年間最優秀選手賞を受賞していたパウレタは、ボルドーでの活躍をパリの地でも披露する。加入初年度からリーグ戦で18ゴールを決め、前シーズン11位に沈んでいたクラブを2位まで押し上げた。また、シャトールーとのクープ・ドゥ・フランス決勝ではこの試合で唯一となった得点を挙げ、クラブに6シーズンぶりのタイトルをもたらした。

 2005/06シーズンと2006/07シーズンにはリーグ・アンで得点王に輝く活躍を披露。2005/06シーズンにはクープ・ドゥ・フランス、2007/08シーズンにはクープ・ドゥ・ラ・リーグをPSGは制覇した一方でリーグ戦では苦しんだ。特に2007/08シーズンは年間の3分の1を降格圏で過ごすなど大苦戦を強いられたが、ラスト4試合で勝ち点8を拾い、逆転でリーグ・アン残留を勝ち取った。1部残留に貢献したパウレタは同シーズン限りで現役を引退し、引退後もスタッフとしてクラブに貢献した。

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