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なぜ獲った…。チェルシー、冬の大失敗補強5選。あまりに残念? 期待を裏切った男たち

シリーズ:冬の大失敗補強5選 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:ルーカス・ピアソン


【写真:Getty Images】


生年月日:1994年1月20日
在籍期間:2012年1月~2021年1月
チェルシー通算成績:3試合0得点2アシスト

 ブラジル人のルーカス・ピアソンは、契約時に大きな期待を集めたが、結局ヨーロッパで花開くことはなかった選手だ。

 ピアソンはユース世代から注目を集めてきた選手で、2011年にサンパウロからチェルシーへ移籍することがプロ合意に達した。ただ、労働ビザが取得できるのは翌年1月以降だったため、2011年末までサンパウロに残っている。

 イングランドへやってきたピアソン。加入当初は年齢が年齢だけに、各地へのレンタルも想定内だっただろう。ただ、ピアソンの場合は例外的で、マラガ、フィテッセ、フランクフルト、レディング、フラム、キエーヴォと、各地へのレンタルを経験。2021年1月にブラガへ完全移籍となり、ようやくチェルシーから離れた。

 結局、チェルシーでプレミアリーグに出場したのはたった1回。クラブに10年間籍を置いたが、唯一の出場は2012年12月のアストン・ヴィラ戦だった。あと2試合はいずれも同年のFAカップ。期待の才能が常に世界最高レベルの選手になるわけではないとしても、チェルシーにとっては残念な補強になった。

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