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無駄遣い…。バルセロナ、給料が高すぎる5人。費用対効果が悪いのは?

シリーズ:給料が高すぎる5人 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:フェラン・トーレス


【写真:Getty Images】


生年月日:2000年2月29日
年俸:1000万ユーロ(約12億円)
今季リーグ戦成績:15試合2得点0アシスト

 リオネル・メッシの退団後、低迷したバルセロナは2021年11月にシャビ・エルナンデス監督を招聘。新体制となったチームが最初に獲得した選手がフェラン・トーレスだ。バレンシア在籍時にラ・リーガで活躍し、マンチェスター・シティでタイトル獲得に貢献した同選手に対してバルサは1000万ユーロ(約12億円)もの年棒を支払っている。だが、シャビ監督の下では期待に応える活躍を披露できていない。

 2021年1月の加入直後から定位置を掴むと、デビュー戦となった2021/22シーズンのコパ・デル・レイ・ラウンド16のアスレティック・ビルバオ戦でいきなりゴール。さらに、バルサでのラ・リーガ初戦となったアラベス戦では決勝点をアシストする活躍を見せたことで、フェラン・トーレスにかかる期待はかなり大きくなっていたはずだ。

 しかし、21/22シーズンのラ・リーガ第29節レアル・マドリードとのエル・クラシコ以降はリーグ戦17試合無得点。22/23シーズン最初のエル・クラシコとなった第9節のレアル戦で今季リーグ戦初得点を決めたが、その後は第11節のビルバオ戦の1得点に留まっている。また、先日行われたアトレティコ・マドリード戦では不用意な喧嘩で一発退場。今一つ調子が上がらず結果が出ていないため、現状では高すぎると言わざるを得ない。

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