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無駄遣い…。バルセロナ、給料が高すぎる5人。費用対効果が悪いのは?

シリーズ:給料が高すぎる5人 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:フランク・ケシエ


【写真:Getty Images】


生年月日:1996年12月19日
年俸:900万ユーロ(約10.8億円)
今季リーグ戦成績:9試合0得点0アシスト

 フランク・ケシエは2017年夏に加入したACミランで急成長。1年目から定位置を確保するとセリエA屈指の潰し屋となり、21/22シーズンにはチームの大黒柱として11年ぶりのスクデット(セリエA優勝)獲得に貢献した。その活躍により、ケシエは今夏にバルセロナの一員となったが、現状は周囲の期待を裏切る結果となっている。

 今季のラ・リーガではここまで9試合に出場しているが、その内先発出場したのは2試合のみ。第6節のエルチェ戦はスタメンに名を連ねるも後半頭にベンチへ下がるなど、新天地で本来のパフォーマンスを発揮出来ずに苦悩している。

 だが、今月19日に行われたコパ・デル・レイ・ラウンド16のADセウタFCでは1ゴール2アシストをマーク。5-0の勝利に貢献する活躍を見せており、2023年に入って以降は徐々にパフォーマンスが向上している。それでも、年棒900万ユーロ(約10.8億円)という金額を考えるとまだまだ物足りない。ACミラン在籍時のような中盤を制圧する活躍を見せられなければ、給料泥棒と言われても仕方ないだろう。

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