1位：ウェイン・ルーニー（元イングランド代表）
【写真：Getty Images】
在籍期間：2004年夏～17年夏
クラブ通算成績：559試合253得点
代表通算成績：120試合53得点
名だたるレジェンドを抑えて1位に輝いたのは、元イングランド代表FWウェイン・ルーニーだ。20歳でマンチェスター・ユナイテッドの一員となった同選手は、デビュー戦でいきなりハットトリックを達成。プレミアリーグやUEFAチャンピオンズリーグ（CL）など様々なコンペティションで得点を量産し、ライアン・ギグスの164得点を大幅に更新した。
どこからでもゴールを狙えるシュートセンスを誇るルーニーは、8歳か9歳のころにはバイシクルシュートを決めていたという。意外にもプレミアリーグで得点王に輝いたことはないが、2015/16、16/17シーズンを除く10シーズンで2桁得点をマーク。11/12シーズンにはキャリアハイとなるリーグ戦27得点を決めた。
ゴールだけでなく、ピンチには自陣深くまで戻るなど守備も決して怠らず、チームのために身を粉にして走る選手だった。だが、常に100％で相手にぶつかる故に時折熱くなりすぎてしまい、不用意なレッドカードを受けることもしばしば。また、ピッチ外では飲酒運転や不倫など度々問題を起こし、その言動から悪童という名をつけられた。
それでも、14/15シーズンからはキャプテンとしてチームを牽引。FW、トップ下、サイドハーフ、ボランチと様々なポジションをこなし、数々のタイトルをもたらしたこの男は、まさに唯一無二のフットボーラーだった。
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