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バルセロナ、最悪の補強は…歴代ガッカリ高額移籍5人(1)144億円が無駄に…。メッシらと呼吸が合わなかったフランス人

シリーズ:歴代ガッカリ高額移籍5人 text by 編集部 photo by Getty Images

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タイトル獲得が至上命題のバルセロナは、これまで数々の著名な選手を獲得してきた。額面通りの活躍を見せた選手もいれば、期待を裏切った選手も少なくない。ここでは、バルセロナが高額な移籍金を支払って獲得したものの、それに見合う活躍ができなかった選手を5人紹介する。※移籍金などのデータは『transfermarkt』を参照


FW:アントワーヌ・グリーズマン


【写真:Getty Images】

生年月日:1991年3月21日
移籍金:1億2000万ユーロ(約144億円)
在籍期間:19年夏~21年夏
リーグ戦成績:74試合22得点12アシスト


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 バルセロナは2017年夏にアントワーヌ・グリーズマンの獲得に動いたが、この時はアトレティコ・マドリードが補強禁止処分を科されていたこともあり、グリーズマンが残留を決断したため移籍は実現しなかった。しかし、アトレティコが18/19シーズンいっぱいで同選手の退団を発表したことで、2019年夏に移籍金1億2000万ユーロ(約144億円)で獲得した。

 グリーズマンはアトレティコ在籍時、ラ・リーガでは5シーズン連続で15得点以上をマーク。また、17/18シーズンにはUEFAヨーロッパリーグで8試合6得点4アシストの活躍を見せて優勝に導くなど、凄まじいパフォーマンスを見せていた。しかし、バルサでは周囲の期待を大きく裏切る結果となってしまった。 

 グリーズマンはバルサのスタイルへの適応に苦戦したこともあり、ルイス・スアレスとリオネル・メッシが在籍したチームでは存在感を示すことが出来ず。試合中も消える時間が多く、1年目はラ・リーガ35試合で9得点に終わってしまった。2年目はスアレスが退団した影響もあってか得点数が13に伸びたが、獲得したタイトルは20/21シーズンのコパ・デル・レイのみ。この時期にクラブが財政難に陥った影響もあるが、低調なパフォーマンスが続いたグリーズマンは2021年8月にアトレティコへレンタルという形で復帰することになった。

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【了】

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