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「Jリーグは比較的安い」リバプールもブライトンの戦略を真似るべき? 地元メディアが提言

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】



Jリーグから直接ビッグクラブへ移籍も増える?

 日本代表MF三笘薫はJリーグの川崎フロンターレからブライトンへ移籍後、ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへの期限付き移籍を経て逞しく成長した。ブライトンの戦略をリバプールも真似すべきであると、英メディア『liverpool.com』が報じている。



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 三笘は2021年8月に川崎フロンターレからブライトンへ移籍金250万ポンド(約4億円)でブライトンに完全移籍した。代表経験が少なかったことから、1年間はベルギーのロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズに期限付き移籍。そして、同年10月のRFCスラン戦でハットトリックを達成すると、それ以降はチームの主力に定着した。レンタル期間満了で2022年7月にブライトンへ復帰すると、今季は得意のドリブルを駆使して印象的な活躍を見せている。

 ブライトンは欧州の主要リーグではなく、南米市場やアジア市場にも目を向けており、過去にはエクアドルのインデペンディエンテ・デル・バジェからエクアドル代表MFモイセス・カイセドを獲得したことがある。同メディアはブライトンの戦略について「南米とアジアの市場は、ブライトンに比較的安価な価格で有望な才能に投資する機会を与え、プレミアリーグでのブライトンの地位向上だけでなく、将来的にクラブが大きな利益を得るためのオプションとして、その譲渡価値を高めている」と評価した。

 Jリーグに関しては「リバプールにとって投資のための素晴らしい場所となり得る」とし、「発展や成長にもかかわらず、Jリーグからの移籍金はまだ比較的低く、ヨーロッパのクラブは安い価格で選手を獲得できる。リバプールは欧州での存在感を高め、Jリーグのスカウトから始めるべきだ」と提言した。

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【了】

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