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プレミアリーグ 12か月前

フランスの至宝! マンUが狙うクアディオ・コネとは何者か【プレースタイル分析コラム】

シリーズ:プレースタイル分析コラム text by 内藤秀明 photo by Getty Images

コネのプレースタイルとは?



 現在所属するボルシアMGでは4-4-2や4-2-3-1の2ボランチの一角としてプレーしている。守備面では機動力の高さと球際の強さを生かして、ボールを奪い切れる点が強みだ。実際、今季のデュエル勝利数は2位というスタッツを残している。

 また攻撃面も日に日に成長している。特に推進力は彼の武器だと言えるだろう。繊細かつ絶妙なボールタッチでターンすると、その後は持ち前の高い身体能力で前線にボールを運んでいく。また身体のしなやかさを利用した予備動作の少ないフォームで、DFにはわかりにくいタイミングでパスを出せるのも特徴的だ。

 ただし攻守両面で、状況判断には課題がある。守備の場面では、気の利くカバーを見せられるわ
けではないし、攻撃面でも玉離れが悪く自陣でボールを失い失点の起点になることもある。

 高いレベルでプレーするのであれば、2ボランチの一角でバランスをとることを求められるより、インサイドハーフで攻守に伸び伸び関与する方が、現時点では活躍できるのではないだろうか。

 そう考えると、今のユナイテッドにコネがフィットする可能性は高い。

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